取引手数料については、Guardianでは以下の方針で対応させていただいております。
①売買取引に伴い発生した取引手数料
【例として1BTC(時価:100、取得価額:80)で1XRPを購入するケースを想定】
a.売却した仮想通貨(1BTC)建ての手数料(0.1BTC)がかかる場合
1BTCの売却価額100に対して売却した通貨数量及び手数料数量を合計して取得価額として認識し損益計算を行っています。
(時価)100-(取得価額)80×(減少数量)1.1BTC=12
b.購入した仮想通貨(1XRP)建ての手数料(0.1XRP)がかかる場合
1BTCの売却価額100を支払うことによって手数料数量を控除したXRPの数量(1-0.1=0.9XRP)を取得したという処理になります。
ここでは手数料は損益に反映されず取得価額に反映されXRPをこの後交換した際や売却した際に費用化されるという考えになります。
②入出金に伴い発生した取引手数料
【例として1BTC(時価:100、取得価額:80)を送付した際に0.1BTCが取引手数料として発生したケースを想定】
上記場合には、送付した際に発生した取引手数料の取得原価を損失として処理します。
(取得価額)80×(手数料数量)0.1BTC=8を損失として処理します。
上記については取引所等から取得される取引履歴に手数料部分が区分して記録されている場合を前提としております。取引履歴に手数料部分が区分して記録されていない場合には弊社で手数料部分を認識することは困難なため特段の処理は行っておりません。
取引履歴から手数料部分が区分して記録されていない場合は、適正な損益計算を行うにあたり申告者様ご自身で取引に対応して発生した手数料を明示していただく必要があります。